熊谷市星川の星川で錦鯉やフナ等が大量死(;゜ロ゜)。

昨日の読売新聞夕刊を見て知った。さいたま市が出来る前迄は埼玉県の
天気は熊谷市で表示され、夏はアスファルトの照り返しで猛暑になり、
車でも余り行きたくない場所の一つだが、星川だけはJR熊谷駅からそれ程
離れてないのに静かで好きな場所(*^_^*)。500匹位死んでしまったと
書いてあっただけに残念(>_<)。早く元の状態に戻って欲しい。


ニシキゴイなど数百匹死ぬ、工事現場から廃液流入 

27日午後7時ごろ、埼玉県熊谷市星川の星川で、「コイなどの魚が大量に死んでいる」と、近くの住民が市に通報した。
 熊谷署が調べたところ、約200メートルにわたってニシキゴイやフナなど数百匹が死んでいた。
 同署などによると、現場の上流と下流では、河川改修工事のため、川がせき止められており、27日午後、約50メートル離れたマンション建設現場から、セメントが混じった廃液が川に流れ込んでいた。同署で大量死との関連を調べている。

(2006年10月28日12時0分 読売新聞)


魚大量死 熊谷のオアシスに“傷” 星川環境保全の実験対象

星川で死んだ魚を除去するマンション建設の作業員

 コイやフナなど大量の魚の死骸(しがい)が27日夜に見つかった熊谷市中心部の星川は、市民のオアシスとして景観整備が進められ、県農林総合研究センターによる環境保全実験も始まったばかり。関係者はショックを隠しきれない。

 死んだ魚は市の調査で約500匹と判明し、近くのマンション建築現場から川に流れ込んできた生コンクリートが入った廃液と魚大量死との関連について、熊谷署などが引き続き調べを進めている。同署の調べに、建設業者は「廃液は下水管に流していたが、何らかの原因で川に入ってしまった」と話しているという。

 現場の星川は、幅約3・5メートルの農業用水路で、日中は買い物客ら人通りの多いJR熊谷駅の近くにある。市は「熊谷の顔づくり」として、水辺に広場を設けて彫刻像を建立するなど、星川はシンボル的存在。市は「イメージダウンは否めない」(商業観光課)としている。

 住民もコイの放流やゴミ拾いをしてきた。かつて体長85センチのコイを放流したことがある近所の男性(64)は、「地域のみんなで掃除している大切な川。子供も集まる場所なので残念だ」と、落胆した様子。

 県農林総合研究センター・水田農業研究所(熊谷市)は今年5月、全国でも珍しいとされるコンクリート護岸での2年計画の環境保全実験を始めたばかりだった。この実験は、県などを核に全国11の自治体、大学、研究所が取り組んでいる事業の一環。コンクリートで覆われた河川に、雑草や藻を植えた装置を沈めることで、魚など水生小動物を保全しようという試みだ。

 実験の影響について、同研究所の大塚一雄所長は「今年度は10月半ばまでに終了したが、ザリガニなどの生息が確認されていただけに生態系への影響が心配」と話していた。

(2006年10月29日 読売新聞)


川で魚500匹死ぬ 工事現場の廃液流入か 熊谷
2006年10月28日10時19分 朝日新聞
 埼玉県熊谷市星川2丁目の街路河川で27日夜、「魚が大量に浮いている」と近くの住人から市役所を通じて熊谷署に通報があった。

 調べでは、コイなど約500匹が約200メートルにわたって水面付近に浮いて死んでいるのが見つかった。翌28日になって近くでマンションの建設工事をしている業者が、過ってコンクリート廃液を川に流したと届け出たことから、同署で関連を調べている。