これって必要かも…(σ´・ω・)σ【だよね。】a(・ω・`a)

何時大地震に見舞われるか分からない日本に住んでいて、歩いて帰宅する為の地図を持っていないのって、ある意味他人任せ過ぎる様な気がする。自分の事は自分で何とかしなければならないのに、道は何となく分かっても、それだけでは心もとない。私も川越まで帰れれば先の道は車で移動している所が多いので、大体の想像はつく。今度本物を実際見てみたい。

地震 歩いて帰宅地図 池袋―川越、畳めば名刺大 来月発売


細長い地図は、畳めば名刺入れにしまっておける




 大地震で電車もタクシーも使えず、頼れるのは自らの足だけ――。そんな想定のもと、東京・池袋から川越市まで徒歩で帰宅するルートを示した地図が完成した。折り畳めば名刺大になり、常時携帯できる。「防災の日」の9月1日から、池袋や東武東上線沿線の東武ブックス各店などで1部350円で販売される。

 地図は、フリープロデューサー鬼内(きない)秀起さん(46)が中心になって作製した。鬼内さんは昨年9月、大地震交通機関がマヒし、池袋から川越まで徒歩で帰宅することになった会社員や学生らの悲喜こもごもを演劇に仕立て、池袋の劇場で上演した。「演劇で大災害を身近に感じてもらったので、今度は実用的なグッズを世に出したい」と考えた。

 都心から埼玉や神奈川、千葉方面に歩いて帰るルートを示した地図は、他の出版社からも発売されているが、ページ数が多く、かさばるのが難点。鬼内さんが地図の購入者50人に尋ねたところ、常に携帯している人は一人もいなかった。「これでは、いつ起きるか分からない大災害の備えにならない」とコンパクト版地図を作製することにした。

 地図は、広げると長さ84センチと細長い。両面に〈1〉山手線の範囲が入る大きな縮尺の地図〈2〉池袋から川越までの川越街道を一目で分かるよう示した地図〈3〉県と災害時協定を結び、水などを提供するコンビニやガソリンスタンドの所在地を示した詳細な地図――がカラー刷りで示されている。

 作製に当たっては、地図職人や劇団員と共に7回もルートを歩いた。細やかなアドバイスが随所に記され、防水性も施されている。発売元は情報誌「ぴあ」。

 鬼内さんは来年1月以降、東武伊勢崎線沿線のほか横浜、千葉方面のコンパクト地図も順次、発売する予定だ。

(2007年8月28日 読売新聞)