やはり今年は蜂の巣が多かった (((( ;゚д゚)))アワワワワ

うちも毎年のように植木の隙間に蜂が巣を作るが、新聞記事と同じくアシナガバチの巣で、未だに時々巣作りが出来ないかと物色しにやって来る。植木が込み入っていると気が付かないうちに巣を作られ、気付いた時には素人では手が出せないサイズになっている事も…Σ( ̄Д ̄;)ヤバッ。今年は梅雨明け早々の猛暑で、昼間は庭に出なかった為、10cm近く迄大きくなってしまった。夜は蜂も動きが鈍いので、遠隔から使える市販の殺虫剤で対処出来たが、危ない所だった。毎年この季節になるとニュースでも話題になるので、もう暫くは用心しないと…(+゚д゚ノ【注意!】ヽ゚д゚+)。

駆除依頼 ハチの巣つつく さいたま

開発+猛暑 8月1159件


民家の裏庭に下がった直径約30センチのスズメバチの巣を取り除く市職員(さいたま市緑区で)


 さいたま市内でアシナガバチが急増し、「巣を駆除して欲しい」という市民からの依頼がさいたま市役所に殺到している。この夏は8月だけで1000件を超えた。2〜3センチほどの小さな巣の駆除まで依頼が舞い込み、担当課の職員は「とても手が足りない」と悲鳴をあげる。駆除の依頼が最も多いのは例年7〜9月。職員とハチとの格闘はしばらく続きそうだ。

    ■増加の一途

 市生活衛生課などによると、ハチの巣の駆除依頼は今年7月が774件、8月は1159件(岩槻区を除く)。昨年は7〜8月で計2000件を超え、9月も1023件あった。2003年のほぼ2倍だ。中でも増えているのはアシナガバチ浦和区役所では、ミツバチやクマバチの駆除件数はほとんど変わらないが、アシナガバチは増え続け、最近は全体の7割を占める。

 日本応用動物昆虫学会員でハチに詳しい私立小松原高校教諭田迎真人さん(49)(春日部市)は「豊かな雑木林が開発で少なくなり、アシナガバチを捕食するオオスズメバチの数が激減したことが原因」と指摘。「今年は猛暑の影響もあって、都会でも生命力の強いアシナガバチが多くなった」と話す。

    ■職人技

 市内の全10区のうち5区を担当する浦和区役所では平日約8時間、区生活課の職員4人が2班に分かれて駆除にあたっている。スズメバチの場合は専用の白い防護服を着ることもあるが、普段は白いタオルを頭にかぶるだけ。

 「巣はどこですか」。残暑の厳しい8月下旬、職員2人が訪れた民家には、屋根裏や軒下など様々な場所に巣ができていた。職員は用意した脚立に上がると、異変を感じて襲ってくるハチをかわしながら、大きなハサミを器用に使って手際よく巣をもぎ取る。まさに“職人技”だ。

 巣を一つ取るのは平均10分ほどだが、「移動時間もあるので1日30件が限度」という。営巣活動が盛んな8〜9月は、浦和区役所だけで1日70件近い依頼が殺到する日も。翌日に回したり、他の職員に応援を頼んだりすることもある。

 担当職員の1人は「7〜9月の忙しい時期は4人ではとても足りない。駆除依頼がこのまま増えると、少し厳しい……」と疲れた様子で話した。

    ■すごむ人も

 浦和区生活課によると、駆除した巣の2割ほどは直径数センチの小さな巣で、「個人でも取り除ける大きさ」だという。ハチを見ただけで連絡し、断ると「刺されたら責任をとってくれるのか」とすごむ市民もいる。

 厚生労働省によると、ハチに刺されて死亡する人は全国で毎年20人前後。県内では05年に女性1人が亡くなった。

 同課は「犠牲者もいるのでハチには十分注意してほしいが、駆除を頼むかどうかは冷静に判断して」と呼び掛けている。

(2007年9月5日 読売新聞)